買取価格の推移についてのトリビア

さまざまな商品が、時代の移り変わりと共に、流行り、廃れてゆくのと同じように、中古車の買い取り価格も、時間が経過するにつれて、下落するのが一般的です。ただし、そのような価格の下落が、急激なクルマと、緩やかに推移するものとが存在するのも確かです。それらの情報を収集することにより、自分の車を売却するタイミングを考える上で、大いに参考になることと思われます。
例えば、型式名AE86、正式名称はトヨタ・スプリンタートレノというクルマは、FR(後輪駆動)の駆動方式だったこともあって、中古車の買い取り市場では、安定して高い査定金額を維持していました。そして、「頭文字D」という漫画作品がブームとなり、その作品の中にこのクルマが登場したことにより、中古のAE86の価格が、一気に高騰することとなりました。もちろん、こういったケースは稀ですが、中古車の買い取り市場を注意深くチェックしていると、価格の変動がほとんど見られない車種が存在し、さらに、それらの車種には、何がしかの共通点のあることが分かってきます。自動車のモデルチェンジが行なわれる際には、性能の向上を目的として、新たな機能が付加されることがあります。
ただ、その反対に、既存の技術が外され、世間から忘れ去られてしまう事例も存在します。AE86の場合、「最後のFR」と呼ばれたように、そういった機能を搭載したモデルが、中古車の買い取り市場に於いて、定評を得続けることがあります。買い取り価格に限らず、中古車の値段は、相場による影響を受ける部分がとても大きいと言えます。そして、相場は、市場における需要と供給のバランスによって、生み出されるものです。そういった意味合いからすると、そのクルマにしかない特徴を有し、同じ特徴のあるクルマが、後から登場しないモデルは、値崩れを起こしにくくなると言えるでしょう。そのように、希少性の高い車種を探して、市場をチェックしてみるというのも面白いものです。
【北海道 もるるん 様からのトリビアです。】

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